8月2日(土)午後6時から熊野市紀和町小川口(北山川河川敷)で「紀和の火まつり」が開催されました。 毎年8月の第1土曜日に北山川河川敷で開催されている火祭りで、今年で20回目を迎えました。この日も夏日で会場には多くの夜店が並び、約4000人(主催者発表)が訪れ夏の祭りを楽しみました。 午後6時からは河原の夜店が開店し、地元の特産品や焼き鳥、干物など多くの食べ物が並び、会場にとても良い香りが流れていました。 午後6時30分より、毎年恒例となっている「子ども柱まつり」が始まり、低学年と高学年に別れ、柱にくくりつけた籠にボールを入れるのを競いました。 ボールにはひもが付いており、柱まつり同様、ひもを回しボールを籠に入れるのがルールで、なかなか入らないボールに苦戦しながらがんばっている子どもたちに声援が飛んでいました。 その後、紀和町の盆踊りや、ソーラン踊り、紀ノ川良子ショーと続き、午後8時20分ごろから祭りのクライマックスへと入っていきました。 かがり火が点火され、北山砲8発が炸裂し、紀和町瀞流太鼓の演奏、そして柱まつりへ。 柱まつりは、50人の参加者が燃えた松明を回しながら、籠に投げ入れる行事で熊野川水系で遠い昔から筏師の安全祈願や五穀豊穣、大漁成就、無病息災などのあらゆる願いを込めて行われてきた伝統行事です。 今年は例年より低めに杉柱に取り付けられたカゴに向かって若者達が松明を投げ入れ、一番早く入れるのを競い合いました。 籠に火が入ると籠の中の花火が炸裂!だったのですが、今年は火の付きが悪く、いったん下ろしてから火をつけ再度あげました。 そこから、北山川の山々に囲まれた地形をいかした花火が始まり、色とりどりの花火、山々にこだまする迫力ある音に包まれながら打ち上げ花火を楽しみ、最後は河原に引かれた200メートルに及ぶナイアガラ花火に点火され、辺りを明るく染めて流れ落ちる花火を楽しみ、今年の「紀和の火まつり」は終了しました。 ◆関連リンク ●2007年 紀和の火まつり ●東紀州百科事典 >> 紀和の火まつり
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