もっともっと元気に農業やろらいっ! 安心して食べてもらえるもんつくろよっ! 熊野の自然に優しい農業やったらんかいっ!と活動する「熊野どいらいファーマーズ」による食真農(くまの)体感スクール第一弾!熊野まこもの田植えとそば打ち体験が開催されました。 熊野地域が日本一の産地化を目指して取り組みを始めた田んぼで作る新しいヘルシー野菜「まこもたけ」の田植えとそば打ち体験に参加しようと子ども達38人、大人はスタッフも合わせて約40人!総勢80人が御浜町尾呂志に集まり、良く晴れた気持ちの良い風が吹き抜ける山里でいろんな体験をしました。 まずは綺麗なお手てでそば打ち体験。紀北町の下河内の里山を守る会の方々の協力を得て、そば粉を練って、伸ばして、切ってお蕎麦をつくることにチャレンジしました。 粘土の遊びのような感じから、きちんと練り上げ、きれいに伸ばしていき、最後は大きな包丁で麺状にしていきました。うどんぐらいの太さのものもありましたが、お家に持って帰って食べる素敵なおそばが出来上がりました。 次に場所を田んぼに移し、マコモタケの田植えをおこないました。田んぼの中に入る子ども達は、泥の感触に歓声をあげながらも、ずんずんと入っていき、大きな苗のマコモを植えました。 スタッフの人が張ったロープの印通りに植え付けていくのですが、曲がったり、幅がちがったりとユニークな田植えになりました。 今日植えられたマコモは、9月頃に収穫を迎え、またみんなで収穫をして、マコモを味わいます。 午後1時頃、お腹がぺこぺこになって昼食。昼食は、下河内の里山を守る会の方々が打ってくれた本格的なおそば、そしてめはり寿司やおにぎり! 長い行列を作って美味しいおそばを競うように食べていました。 デザートには、どいらいファーマーズのメンバーが持って来てくれたセミノールを味わいながら、食真農(くまの)体感スクール第一弾!熊野まこもの田植えとそば打ち体験は終了しました。 子ども達は帰るとき大きな声で「ありがとう!」と言って帰ってくれ、スタッフの方もホッして笑顔がこぼれていました。 また、この日は、「熊野まこも会」の設立総会もおこなわれました。 紀南地域のどいらい元気な農業生産者グループ“熊野どいらいファーマーズ”(垣内清明会長)は、今年度もこども対象の農業体験イベント「くまの食真農体感スクール」を多数開催します。 「食真農体感スクール」は子供達に農業体験を通じて、“食べ物”の大切さとそれを育む“農業”の大切さを体感してもらおうという「食育イベント」で、20年度は次のようなイベントを企画しています。 ●第2弾! “タイコウチゲットだぜ!”田んぼの生きもの調査 :5月10日(土)第1回調査 「田んぼ」は赤とんぼやカエルのふるさと。農薬を減らした環境に優しい稲作が虫や鳥などたくさんの生きものの住み家として田んぼを蘇らせる事を泥んこになりながら楽しく調査しよう。5月〜8月の稲刈りまでに毎月計4回実施 ●第3弾! “梅に雨と書いて「梅雨」と読むんだな〜〜!”ゆうきの梅収穫体験 :6月下旬 御浜天地農場が広大な梅林で栽培している有機栽培の梅の収穫体験。 雨は当然。弁当忘れても合羽忘れるなえ〜〜!! ●第4弾! “ひまわり畑でこんにちは!”巨大ひまわり迷路大作戦 :7月下旬 昨年イベント前日の台風でひまわりが全部倒れ、無念の中止となったイベントのリベンジ!! ●第5弾! 夏休みこどもエアプランツ工作教室 :8月下旬 土なしで育つ不思議な植物“エアプランツ” みんなのアイデアで素敵なアートを作ろう。これで夏休みの工作はバッチリだぜ!! ●第6弾! 「みえの安心食材 “極旨みかん”の収穫体験」:10月上旬 熊野どいらいファーマーズメンバーが三重県の認定を受けている「みえの安心食材」の極早生みかんの収穫体験。いくつ食べれるかな〜〜? ●第7弾! “巨大植物ついに登場!”熊野まこもの収穫とチャレン児マコモ料理!!:10月下旬 春に田植えをしたマコモは草丈2m以上の巨大植物に! プクッとふくれたまこもたけを収穫した後は“炎の料理人”に変身!! おいしい料理を色々作って、腹いっぱ〜〜い!! ※その他、菜の花の収穫体験等秋以降も体感イベントを企画しています。こうご期待!! それぞれのイベント開催時期が近づきましたら、参加者募集案内を致します。 ●お問合せ・申し込み先: 熊野どいらいファーマーズ 事務局長 山本 章彦まで (TEL:05979−3−1188 FAX:05979-3-1189)
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熊野まこも会の設立総会もおこなわれました。本格的なマコモの生産が始まります。 |
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おそばの行列!おいしいの声があちこちから聞こえてきました。ほとんどの子どもがおかわりをもらいに行きました。 |
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