みえ熊野学研究会研究誌 みえ熊野の歴史と文化シリーズ第7号 「熊野の歴史を生きた人々」の発刊されました。 みえ熊野学研究会が平成12年の設立当初から刊行しております、研究誌 みえ熊野の歴史と文化シリーズの第7号を発刊し、26日午前10時に三重県尾鷲庁舎、熊野市役所にて記者発表を行いました。 今回のテーマは人物に注目して、熊野に生きた人々の業績とその人生を通じて熊野の風土を探った一冊となっております。 郷土の研究家のみならず県内外の専門家の15名の協力を得て、熊野に生きた人々の業績とその人生を通じて熊野の風土を探り1冊の本としてまとめたものです。 巻頭は作家中上健次の長女で同じく作家の中上 紀(なかがみ のり)さんに「始皇帝の夢・徐福の熊野」として特別寄稿いただきました。 また、南伊勢町五ヶ所浦在住のエッセイスト川口祐二氏の「熊野灘の磯に潜いて(かずいて)五十年−紀伊長島の海女の話−」と題して、志摩から紀伊長島に嫁がれて海女をされている方の聞き書きや、人物ではないですが県HPの「一日一魚」で有名な岩田昭人氏による「愛すべき熊野灘の魚たち」なども収録しております。 値段は1,400円(税込) A5版311頁(一部カラー) 県内主要書店と和歌山県一部書店にて今週末から販売されます。
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表紙:幕末の三大写真師の一人 田本研造(熊野出身) |
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みえ熊野学研究会は平成18年度三重県文化賞 文化新人賞を受賞しました。 |
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3月8日県庁知事室において表彰式、みえ熊野学運営委員の中田重顕氏出席。 |
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