1月4日(木)熊野市有馬町を獅子舞が回ってきます。各家々の玄関で笛と太鼓を鳴らしてくれるのが合図となり、お布施を渡し獅子舞に舞ってもらいます。 この獅子舞は、「重要無形民俗文化財 伊勢大神楽(いせだいかぐら)講社 石川源太夫」とあり、古くからこの地域にやってきている獅子舞です。 まだ有馬町の七里御浜海岸に多くの船(木の船)があり、漁が盛んだった頃(60年ほど前のお話です)漁師の親方の家では盛大に獅子舞が舞ったそうで、当時の子どもたちは、それを見に漁師の家へと行ったそうで、そんな古くからこの地域と関りのある獅子舞のようです。 舞は、お布施の金額によって変わりますが、最初にお祓いをおこない、一人の獅子舞が剣(短刀)を抜き舞いました。そして二人になり笛と太鼓に合わせて舞います。 終わった後、子どもたちの頭を噛んでくれました。獅子舞に頭を噛んでもらうことで無病息災や勉強が良くできますようにと願います。 お正月らしい、笛や太鼓の音が朝から近所で鳴り響き、年が明けた事をしみじみと実感できる一つの恒例行事です。 ●重要無形民俗文化財 伊勢大神楽(いせだいかぐら)講社
|
|