登り口まで |
JR賀田駅には駐車スペースがあるので、車を利用して駅まで行くのも良いでしょう。
駅を出て、駅の前を通っている国道311号線を右へ行きます。コース沿いに案内板が作られているので、それに従っていけば間違いありません。途中、巨大なクスノキのあるひっそりとした神社森を持つ飛鳥神社も見どころですし、少し離れますが、4月下旬にはオンツツジの群落で有名な曽根城跡へ立ち寄っても良いでしょう。(飛鳥神社から片道20分程度。)
曽根町の街中を歩いて30分ほどで、お墓の横にある登り口に到着します。振り返ると賀田湾の眺めがきれいです。 |
甫母峠まで |
登り口から、緩やかな登りと平坦な道が交互に続きます。途中、ベンチなども整備されているので休むことができます。また、賀田湾の眺めが良いスポットもあります。
所々に石畳も残っている、静かな人工林の中をのんびりと歩いて、40分ほどで甫母峠に到着します。途中の石畳は連続はしていませんが、なかなか見事です。
峠は茶屋跡(ほうじ茶屋跡)で広いスペースがあり、今は休憩用の東屋が作られています。展望はききません。 |
JR二木島駅まで |
峠からは、そのまま峠を越えて二木島へ抜ける道のほかに、熊野市甫母町へ抜ける道があります。健脚の方には、甫母町へ抜けて楯ヶ崎の遊歩道を歩くコースをオススメします。(詳しくはこちらのページをご覧ください。)
甫母峠からは、自然林と人工林が交互に出てきます。緩やかなアップダウンを繰り返しながら、左手には木々の間から楯ヶ崎を見ることもできます。
甫母峠を越えて二木島へ下る道には、途中に猪垣もあります。少し急な道ですが、のんびりと歩いて50分ほどで国道沿いの二木島側登り口へ到着します。
国道沿いの橋のそばに、橋の下をくぐって二木島へ下る細い道がありますが、案内板に従ってお墓の間を歩いてもいいでしょう。10分ほどで二木島駅へ到着です。上り汽車で賀田駅へ戻ります。 |
二木島港から遊覧船 (おまけ) |
二木島港から、楯ヶ崎遊覧船が出ています。
遊覧船といっても普段は漁船や釣り船として出ている船なので、あらかじめ予約しておかないと乗れません。
遊覧船は合計1時間ほど。楯ヶ崎のすぐそばまで近づくので、かなり楽しめます。
また、帰りの港はある程度指定できるので、賀田駅に車を止めた人は、曽根漁港に寄ってもらえばすぐに帰れます。 |
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