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2005/07/16
銚子川で天然ウナギ漁(延縄)
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紀北町(旧紀伊長島町、旧海山町) ) |
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7月16日(土)?17日(日)、海山物産主催の「天然ウナギ漁とウナギさばき体験」のイベントがあり、お邪魔してきた。このイベントは、東紀州体験フェスタのときに、会場で香ばしい美味しそうな香りと煙を漂わせてウナギを焼いている人を見て以来、ずーっと気になっていた。しかしその後は、なかなか予定が合わず申し込みすらできていなかったのだが、今回やっと機会に恵まれた。
16日(土)、昼過ぎに銚子橋のたもとに集合。まずは、ウナギの餌となる魚を釣る。今回は延縄(はえなわ)でウナギを獲る予定なので、たくさんの針の分、たくさんの餌が必要になる。「一人10匹!」を目標に、ハゼの仲間(地元では通称「ガマクロ」)を釣る。スタッフお手製の小さな竹竿に、糸と針をセットする。餌となる魚の餌はイカだ。魚の姿は見えているが、なかなか釣れない。餌を小さくしたり、少し揺らしてみたり、ポイントを変えたり・・・。タモですくおうとしたが、メダカほどの大きさのものしかGETできなかった。参加者の中にはコツコツと釣り上げる親子もいて、時間とともに少しずつ餌が増えてきた。
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ある程度釣れた親子から、延縄を仕掛けるポイントに移動。夜から早朝にかけて活動する夜行性のウナギが食いつくように、朝まで「活きのいい餌」でなければいけない。魚が弱りにくい扱い方や針に引っ掛けるポイントを教えてもらう。スタッフが川幅いっぱいに延縄を張ってくれた。小さい子どもたちは浅いところ、お兄ちゃんやお父さんなど大人たちは深いところに釣った餌を仕掛ける。参加者の釣った餌で、2本の延縄を仕掛けた。実は餌が少なかったので、あとでスタッフが餌釣りをして、もう1本仕掛けをしてくれた。あとはウナギが掛かるのを期待して解散した。果報は寝て待て。(-_-)zzz
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翌17日(日)は午前6時集合 (+_+)! しかし、遅刻者はゼロだ。さっそく仕掛けたポイントに移動する。スタッフが延縄を引き上げ、参加者が順番に仕掛けた針を外していく。途中で魚やウナギの姿が見えてくるので、手前の針を外しながらも気持ちは獲物の掛かった針に。。。ウグイ、アマゴ、ナマズにアユカケ、そしてお目当てのウナギが大小11匹!大漁だ。引き上げるたびにメジャーを持った子どもがサイズを測って発表する。アマゴは「サツキマス?」と思うほど大きい。ウナギも胴回り10センチ、長さ60センチを超える特大サイズがいた。交替で触ったり持ち上げたりして記念撮影。河原は早朝とは思えない大賑わいとなった。
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場所をキャンプinn海山に移して、今度はウナギをさばく。まずは名人の技を見せてもらう。長いウナギをさばくので、まな板も通常の2倍ほど長い。「ここにこうやって包丁を入れて」「これが心臓(まだ動いていた!)」「これが肝吸いに使う肝。ちょっとしかない。」「これは胃。店で肝吸いとして入っているのは、これが多い。」など解説入りで次々とさばいていく。あっという間に部位別にトレイに並べられた。
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次は参加者の番だ。ファミリーごとにウナギと格闘する。氷水で冷やされて仮死状態となっていたウナギだが、目打ちを打ったかと思えば元気復活してくるものも続出!悲鳴とともに再度氷水へ。参加者はまさに悪戦苦闘でウナギに翻弄された。
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名人は個別に助言したり見本を見せたりしながら、合間にナマズやアマゴもさばいていく。ナマズもアマゴも卵を持っていた。ナマズの卵は緑色だ。食べられるのか?
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さばけたファミリーから、蒲焼に。炭は紀州備長炭。天然ウナギを紀州備長炭で焼いて食べる!な?んて贅沢なのでしょう♪ウナギをGETできなかった場合を考えて、スタッフはあらかじめ地元の川漁師さんに手配をしていてくれた(タイトルの写真は、照れ屋ですぐ帰ってしまった川漁師さんが獲ってくれたウナギ)。別のポイントで同じように延縄を仕掛けたそうで、大きくて立派な天然ウナギ。こちらもみんなでさばいて蒲焼にし、みんなのお腹へ。キャンプ場には朝からリッチな香りが漂い、キャンパーたちの胃を刺激したのだった。
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場所 |
海山町銚子川、三重交通?南紀営業所近く |
交通 |
JR相賀駅・道の駅海山より、車で3分程度 |
駐車場 |
銚子橋のたもとにあり(藤ノ木の交差点で海側に折れ、Uターンするように橋の下をくぐる) |
その他 |
河川工事中につき、ご注意ください。(平成17年8月現在) |
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