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2005/06/19
熊野温泉(かんぽの宿)
(
熊野市(旧熊野市、旧紀和町) ) |
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御浜町でイベントに参加した帰り、熊野灘を望む高台の熊野温泉に浸かろうと、かんぽの宿に向かった。ここは数年前に年末年始を熊野で過ごしたとき、初風呂に訪れた場所だ。浴室からの眺めが素晴らしく、「ここから温かい湯に浸かりながら初日の出を拝むのも良いなぁ」と思った(日帰り入浴の利用は10時半からなので、宿泊しないと日の出は拝めない)。この日は、あいにくの曇り空だったが、久し振りにクネクネ道をグイグイ登っていった。
ちょうどチェックインの時間と重なり、フロントはやや混雑していた。ここで料金を支払って浴場へ。階段を上がり、廊下を進んで暖簾をくぐると、脱衣所になっている。「え?」ドアがないのだ。突き当たり付近の床材が、カーペットから変わっているところで靴やスリッパを脱ぐ。オープンな壁と配置のバランスで、廊下から中は見えなくなっているが、ちょっとビックリ。脱衣所の洗面台は足元がオープンになっており、車椅子に乗ったままでも利用できるようになっている。腰掛けがついてカーテンが引けるようになっているスペースもある。ドアや段差などを少なくした、バリアフリー設計となっているようだ。
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浴室へのドアを開けると、ゆるやかなスロープとなっている。もちろん手すりがついていて、シャワーチェアもあった。
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両側の壁に洗い場が用意され、炭石けんやシャンプー・リンス、オレンジシャンプー・リンスなどが用意されていた。炭シリーズは数箇所で使用したことがあるが、オレンジは初めてだ。もちろんこちらを使った。髪が乾いてからも、さわやかな柑橘の香りが楽しめた。
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浴室の前方は一面窓になっており、浴槽から熊野の町と熊野灘を眺めることができる。
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すぐ近くに民家があるので少々勇気もいるが、しっかり立ち上がって高い位置から見た方が景色は良い。
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小さい方の浴槽は数名でいっぱいになるサイズ。緩めのジェットバスになっている。古い建物で当然設備も雰囲気も古い。露天風呂もサウナもないが、清潔で親切な設計の展望温泉だ。
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リウマチ・神経痛に効くといわれる湯はサラリとして、色・匂いは特にない。HPを見ると「お湯はりの際一時的に源泉に加水していますが、それ以外はすべて源泉だけを使用し、加温しています。また、レジオネラ属菌の発生を防ぐなど、安心して入浴いただけるよう循環ろ過し、衛生管理に努めています。」とある。こんな景色を眺めながら湯に浸かれば、加水でも加温でも循環でも、極端かもしれないが、ただの水を沸かしただけの湯でも、疲れがとれて癒される気がした。
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場所 |
〒519-4324 三重県熊野市井戸町1020-7 |
交通 |
国道42号線を南下、熊野市の鬼が城を越え、獅子岩・熊野市役所付近から案内板あり。高台にあるので民家の間の道をクネクネ・グイグイ登 |
駐車場 |
あり |
電話・FAX |
電話:0597-89-4411、FAX:0597-89-4412 |
泉質 |
弱アルカリ性単純温泉 |
効果・効能 |
神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩 くじき 疲労回復 |
日帰り入浴料金 |
大人500円、小人(6?12歳)400円 |
利用時間 |
10時半?21時 |
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