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ホーム >> 東紀州百科事典 >> 民俗・文化・歴史 >> 花の窟湯立釜  < はなのいわやゆたてがま >
東紀州百科事典

ジャンル: 民俗・文化・歴史 | 自然・風土・環境 | 方言・郷土料理・物産 | 行政・統計・経済

民俗・文化・歴史 花の窟湯立釜  < はなのいわやゆたてがま > < 熊野市(旧熊野市、旧紀和町) >
花の窟湯立釜 熊野市有形民俗文化財に指定されている花の窟湯立釜。
世界遺産 花の窟神社においては、かつて、毎年花の窟の祭りの日に、朝廷から「錦の幡」が献上されていましたが、ある年、熊野川の洪水によって流されてしまい、それ以来途絶えてしまったと言われています。
「錦の幡」も本宮大社に置かれるようになり、その宝も洪水の時に失ったとされており、現存する宝物としては、花の窟湯立釜と花の窟図 版木 菱川廣隆原画の2つのようです。
花の窟湯立釜は、熊野市歴史民俗資料館に置かれています。
フタの部分には、張り紙の説明が下記のようにあります。
(記名)奉寄進紀州有馬庄花の岩屋御湯釜
安永五年(1776年)丙申九月吉祥日
施主 有馬講元 山本徳右エ門
講連中
和田作治 山本源兵衛 岩本□平 日裏作平 和田清右エ門 芝地安平 大谷金六 浜口兵七 根挽忠兵衛
大工 成川住
とあります。
神事の時にお湯を沸かして、清めるために使っていたのでは、と言われていますが、はっきりとしたことはわかっていないようです。
花の窟湯立釜

データ
参考文献
  なし
その他関連情報
  なし

関連リンク
熊野市歴史民俗資料館


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