東紀州ほっとネットくまどこ

                     

東紀州ほっとネットくまどこ

〜世界遺産への道〜熊野古道
日本語 English
くまどこライブカメラ
東紀州何でも辞典
熊野古道
観光情報
イベントカレンダー NEW
東紀州百科事典
店舗・施設情報
くまどこムービー
コラム
くまどこに集まろらい!
仲間づくり
くまどこ掲示板
クチコミ情報
くまどこ自慢の逸品
ショッピングモール
暮らしのお役立ち
くらしの情報
防災情報
東紀州のお天気
リンク集
くまどこで遊ぼらい!
ホームページをつくろう!
フィールドレポート
地域別ページ
紀北町 御浜町
尾鷲市 紀宝町
熊野市  
  くまどこ会員登録
  東紀州
達人ライター募集
  オリジナルグッズ
  特集
  リンクバナー
メールマガジン(会員登録へ)
東紀州ほっとネット くまどこ
当サイトはどなたでもご自由にリンクしていただいて結構です。よろしければ上のバナーをお使いください。

ホーム >> 東紀州百科事典 >> 方言・郷土料理・物産 >> あぶり  < あぶり >
東紀州百科事典

ジャンル: 民俗・文化・歴史 | 自然・風土・環境 | 方言・郷土料理・物産 | 行政・統計・経済

方言・郷土料理・物産 あぶり  < あぶり > < 尾鷲市 >
あぶり  あぶりとは港に水揚げされた鯖やイサキ、鯵(あじ)で大きさが小さくて市場では値が付かない小魚(十数cm程度)を頭とはらわたを取った上で塩だけで味付けし、竹串にさして1時間程度、桜の木のたき火であぶって(いぶして)つくる保存食です。

(画像は竹串にさされた小鯖のあぶり)
あぶり  このあぶりは尾鷲の梶賀地区でしか作られていない料理で主に家庭用にしか作られないので地元、梶賀の人以外はなかなか口にすることができない幻の郷土料理とも言われています。
 筆者が訪れた時(くまどこイベント報告)は小鯖と小イサキのあぶりをいただいたのですが、桜のスモークされた香りが新鮮な魚のうまみとマッチしてとても美味でした。

(左の画像は原料の小鯖を塩水につけて味付けをしている様子)
あぶり  梶賀地区では春先から7月初旬頃まで各家の軒先等でこのあぶりが作られて、この時期に集落を訪れると方々から桜の木のいぶした煙が見られます。

(左の画像は小鯖の頭、はらわたを取る様子)
あぶり  地元では作ったあぶりを冷やして冷蔵庫、冷凍庫に入れて保存。食べるときはレンジなど温めなどせず冷凍したモノも自然解凍したもののをそのまま食べるかまたは南蛮漬けなどにして食べるとのこと(地元の主婦談)。
 またお盆の時に帰省してきた客の酒のつまみとして出すととても喜ばれるとのこと。

(左の画像は小鯖を桜の木であぶっているところ)
あぶり  あぶり自体は小売店では売っていないので地元以外の人で手に入れようと思えば、4月〜6月頃に梶賀に直接行って、軒先であぶりを作っている人にお願いすればその場で販売や(後日、送付すると言うことで)注文に応じてくれるかも知れません。

(左の画像はできあがったあぶり)
あぶり  最近は新聞やテレビなどでもこのあぶりが取り上げられるようになり他の地域の方にも知られるようになりました。

(左の画像は地元の方があぶりを作っている様子)
あぶり  是非、梶賀を訪れてあぶりをご賞味してください(漁港近くに共同駐車場があり外部の来訪者も何台か置くことができます)。


(左の画像は梶賀集落)

データ
参考文献
  なし
その他関連情報
  なし

関連リンク
くまどこ百科事典 熊野市百科大事典:名物 『あぶり』
熊野古道センターイベントレポート
NHKたべもの一直線でのあぶり紹介
一日一魚記事


ジャンル別トップページへ戻る
東紀州百科事典トップページへ戻る
くまどこトップページへ戻る

▲このページのトップに戻る

東紀州ITコミュニティ
三重県熊野市有馬町
E-mail:[email protected]
Copyright(C) KUMADOCO.NET All Rights Reserved.