|
|
当サイトはどなたでもご自由にリンクしていただいて結構です。よろしければ上のバナーをお使いください。 |
|
|
|
熊野市百科大事典:名物 『丸干し』 <
くまのしひゃっかだいじてん:めいぶつ 『まるぼし』 > |
<
熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
|
鯵と秋刀魚です。「さんま」は熊野では「さいれ」といいました。方言は急速に無くなっていますので今はさんまと言うのでしょう。鯵も秋刀魚もどちらもうまいです。干物屋で売っています。以前は各家庭で作ったものです。いい魚が手に入ると塩して干すだけですがね。直径70-80cm位の平たいかごがどこの家にもありました。
|
|
その上に並べて干すのです。油がのりすぎていると丸干しにしても美味しくない。程よいところが大事です。また、干すときに腹わたを抜いてしまうと美味しくない。これは大変重要です。丸干しと称して売っている中には腹わたが抜いてあるものがあります。偽の丸干しと思ってください。参考までに、煮付けも同様です。新しい魚を煮付けにするときは腹わたは抜かない。味が全く違います。しかし一寸でも古くなると腹わたをとらないとにおいます。そこが難しい。魚屋で鮮度の見分けがつかない人は腹わたをとってください。
|
|
鯵の丸干し。これは、焼いてまさに食べんとするところです。焼く前に写真を撮りたかったがつい忘れました。
|
|
参考文献 |
|
熊野市百科大事典 |
|
その他関連情報 |
|
なし |
|