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産田神社例大祭 <
うぶたじんじゃれいたいさい > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
熊野市有馬町にある産田神社の歴史は古く、弥生時代からつづく神社です。日本書紀に登場するイザナミノ尊がカグツチノ神を産んだ場所として伝えられ、この神話に由来して、産田神社は安産と子育ての神様として知られています。毎年1月10日に「子供の健やかな成長と、安産」を願い、祭礼が執り行われます。
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祭礼には「奉飯」と呼ばれる膳がふるまわれます。この膳は、汁かけ飯、サンマの骨付き姿寿司、生魚の唐辛子和えという献立で、サンマは、子供が固い骨を食べて丈夫に育つようにとの願いから、背骨を残したままの腹開きとなっています。参拝を済ませた子供たちは、お母さんたちに付き添われて社殿に上がり膳をいただきます。
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この神社の周辺は弥生時代から米が栽培されており、初めて米が収穫された時、イザナミノ尊が人々と供に雑炊と魚の姿寿司を食べて収穫を感謝しました。この「神様にお供をしていただく尊いご飯」を略して「おとう」といい、この祭礼は「おとう」の神事とも呼ばれています。
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参考文献 |
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熊野の民俗と祭り、みえ東紀州の旅、東紀州の食卓・旬の味と風土を訪ねて |
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その他関連情報 |
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なし |
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