尾鷲商工会議所女性部では創立20周年記念事業として尾鷲の手つかずの自然の醍醐味を伝えたいと、なかなか地元の方も足を踏み入れないいわば“尾鷲の秘境”を、地元の山歩きのガイドに協力を得ながら自ら実際に歩いて2年がかりで現地取材したガイドブック「魅せます!尾鷲」を今年3月に発刊しました(観光協会やネットショップで発売中)。 そこで、このほど同女性部と行く尾鷲の「秘境巡りツアー」が企画され今年度に下記の日程で3回開催されます。 第1回 9月19日(月・祝) あなぎの滝 第2回 10月30日(日) 矢ノ川峠 明治道 第3回 1月29日(日) 便石象の背〜ボケシーコース利用〜 是非この機会に、なかなか一人では立ち入れない尾鷲の秘境・絶景を体験してみてください。 <参加について>○一般参加募集人数: 毎回30名程度 雨天順延(翌週日曜日)雨天の場合の参加不参加もお知らせください。○参加費用: 500円(保険含む) 昼食持参 ○集合場所: 尾鷲駅【地図】(駐車スペース有り) ※先着順 ※申し込みは平成28年9月1日から 尾鷲商工会議所まで(3回分受け付けます) <コース・企画詳細>■第1回 9月19日(月・祝)あなぎの滝 予備日9月25日(日)10時00分集合〜15時00分解散 栃川原橋付近までは自動車で移動(駐車スペースの都合で、乗合になりますが、基本的には自己責任)あなぎの滝秘境中の秘境の夫婦滝。向かい合うように流れ落ちる2つの滝。左には30 数メートルの高さから岩肌を勇壮に流れ落ちる男性的な滝、右には、深くたおやかな滝つぼをえた女性的な滝。その形状から「陰陽の滝」とも呼ばれています。距離は歩かないが、途中沢へ下りる所で1か所急峻な下りがあります。その他、沢を歩いたり川を渡ったりと足元に注意が必要です。トレッキングシューズは必要。沢靴がある方は持参してください。沢靴はなくても荒縄を用意しておきますので、靴に巻いて使用していただきます。この場所は地図だけではなかなか見つけられないようで個人で行くのは難しいようです。 ■第2回 10月30日(日)矢ノ川峠 明治道 予備日11月6日(日)午前9時00分集合〜15時00分解散 (集合が1時間早いので注意)尾鷲ひのきプレカット工場上の林道まで自動車で移動(駐車スペースの都合で、乗合になりますが、基本的には自己責任)矢ノ川峠 明治道矢ノ川峠道は廃道マニアの間では、大変人気のある道ですが、「明治道」は女性部に協力頂いている山歩きのメンバーのおかげで最近やっと通れるようなった幻の道です。明治21(1888)年に、熊野街道の新道として開削され、大正時代に入ると、自動車通行に対応できるよう改修されました。大正11(1922)年から、尾鷲自動車株式会社が尾鷲―木本間で乗合自動車(6人乗り)を定期運行していたようです。バスがスイッチバックで高さを稼いだ様子がよくわかる石積み(七曲り)が綺麗に残っています。その他、日本初の旅客用ロープウェイ跡、駅舎跡、茶屋跡、素掘りのトンネル等みどころ満載。道は緩やかですが距離は歩きますのでご注意を。 ■第3回 平成29年1月29日(日)便石・象の背〜ボケシーコース利用〜 予備日2月12日(日)10時00分集合〜15時00分解散 野頭林道ボケシーコース入口まで自動車で移動(駐車スペースの都合で、乗合になりますが、基本的には自己責任) 便石・象の背象の背からの景観はバードビューと言うにふさわしい素晴らしいものです。尾鷲の山の頂上からは必ず海が見えるのが自慢の一つですが、象の背からは天狗倉山の上に水平線が見えます。圧巻です。ボケシーコース入口は、尾鷲の町から便石山を見たとき、反射板のような光る板が2つ見えますが、上の板のすぐ近くまで行きます。ずいぶんボケシー(ズルイ)でしょ?そこから約45分登ります。体力と相談しながらチャレンジしてください。 【お申込み】尾鷲商工会議所〒519-3611 三重県尾鷲市朝日町14-45TEL 0597-22-2611 ※2016年8月29日掲載分(再掲) >>関連リンク