当イベントは好評につき定員に達しましたのでキャンセル待ちのみ受付中です【2020.1.10更新】 東紀州地域で着地型エコツアーを実施している「くまの体験企画」(内山裕紀子代表)では尾鷲市においてこの2月23日(日)に“紀伊半島みる観る探検隊『哀愁の矢の川峠明治道』”を下記のとおり開催します。 ※集合場所は尾鷲市役所駐車場【地図】です(9時集合)。 東紀州の古道は海辺からいきなり数百m登る峠の繰り返しです。 尾鷲から矢の川峠に至る「江戸道・デンガラ越え」も大変な急登で、越えるのは容易ではありませんでした。 近代に入ると物資運搬の需要が広がり、明治21年に尾鷲から大橋〜小坪〜矢の川峠〜大又〜小坂〜評議峠を越えて熊野市の木本へ至る「明治道」が開通しました。しかし、つづら折りの過酷な道だったため打開策として、昭和2年に大橋〜小坪間に日本初の旅客ロープウェイ「矢ノ川安全索道」が開通し、ロープウェイの駅舎まで乗合自動車で繋ぐ定期便も運行されました。 「昭和道」が開削されて省営バスが開通すると、明治道はいつしか廃道になり、ロープウェイも忘れ去られてゆきました。 今回は尾鷲側に残る明治道を歩いて、ロープウェイの駅舎跡なども見ていただきます。往時に思いをはせて、所々で見える絶景を楽しんでください。 【行程】 (・・・徒歩 〜車乗合せ) 尾鷲市役所駐車場 〜 大橋・・・登り口・・・水準点・・・つづら折りの道・・・水準点・・・安全索道鉄塔跡・・・安全索道小坪駅舎跡・・・小坪・・・三角点・・・元来た道を下りる・・・大橋 〜 尾鷲市役所駐車場 ※山歩きに慣れた健脚な方向けです。 日時 2020年2月23日(日) ※雨天は3月1日(日)に延期 8:00集合〜16:30解散 集合場所 尾鷲市役所駐車場(Google map) 案内人 福田 晃久さん 募集人数 20名 ※要申込み、先着順 参加費 2,000円(引率料、保険料、通信費など) 持ち物 弁当、飲み物、雨具、防寒具、常備薬、懐中電灯など ご希望の回、住所、氏名、電話番号、生年月日をお知らせの上で、お申込みフォームまたは電話090-7865-0771にてお申込みください。 お申込み後にアクセス方法など詳しい案内状をお送りします。 公共交通機関でお越しの方は、お申込みの際にご相談ください。 山歩きに慣れた健脚な方向けです(歩行距離:8.5km、最大標高:573m)山道を長時間歩きます。 足下が不安定な場所を歩きますので、山登りに適したシューズや服装でご参加ください。 必ず自己責任でご参加ください。事故怪我などはエコツアー保険の範囲内で対処することに同意の上でお申し込みください。 【主催】くまの体験企画 紀伊半島みる観る探検隊実行委員会 【後援】尾鷲市 共同組合尾鷲観光物産協会 電話:090-7865-0771 FAX:050-3153-1665 HP:http://kumanokodo.info/ 住所:〒519-3612 三重県尾鷲市林町9-28
>>関連リンク
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廃道と化した矢の川峠明治道。ここを自動車が走っていたとは・・・ |
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崩落したデンジャラスな道を、木の根を持って通ります。 |
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尾根を利用した区間は、しっかりと道が残っています。写真の手前は水準点。 |
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