Let's ビーチコーミング 〜東紀州の浜辺でお宝大発見!〜
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ビーチコーミングって?

ビーチコーミングとは
 ビーチコーミングとは浜辺に落ちている漂着物を拾い集める遊びのことです。
ビーチコーミングの「コーム」というのは、髪の毛をとくのに使う櫛、「コーム(comb)」が語源だそうです。浜辺を手の櫛でとくようにして漂着物を拾う事から、「ビーチコーミング」と名付けられました。
ビーチコーミングにはルールはありません。
人それぞれ、いろいろな遊び方、楽しみ方があります。
拾った生物を観察したり、貝殻や流木でクラフトをしたり、どうしてここに流れついてきたんだろう?って想像するだけでもいいんです。
自分流のスタイルで、気軽に始めてみましょう。きっと海の自然や文化について、たくさん学ぶ事ができますよ。
さあ、海へ出かけましょう!


楽しみ方イロイロ・・・
ビーチコーミングはイロイロな楽しみ方があります。いくつか例を紹介しましょう。
みなさんも自分で工夫して遊んでみてね!

テーマを決めてみよう
みなさんは拾ったもので何をしますか?「観察する」「ルーツを探る」「クラフトをする」など、楽しみ方はイロイロですね。自分がしたい事に合わせてテーマを決め、欲しいものだけを探してみましょう。
例えば‥・
 外国のもの
お隣の国、韓国から流れてくる漂着物って意外に多いんですよ。もちろんそれ以外の国からもいろいろなものが流れつきます。人工物で外国語が書かれているものや、ラッキーな時はビンに入った手紙が届いているかも。どこからきたの?誰がつかってたの?なんて想像すると楽しいですね。
誰かのものが自分の元に運ばれてきたストーリーを考えて、ちょっとした物語を考えて、みんなで読み合う楽しみ方もありますよ。
 生き物
小さな図鑑を持って、浜辺に行ってみてください。漂着物の正体を図鑑で調べてみると新発見がたくさんありますよ。遠い地域で生息しているものや、とっても珍しいものが浜辺に流れてきています。生物の名前もたくさん覚えて勉強になりますね。
 クラフト素材
浜辺に落ちているものを素材に、様々なクラフトが楽しめます。一般的には流木や貝殻ですが、他にもたくさん素材になるものが落ちています。あなただけのオリジナルグッズを作ってみましょう。

点数をつけよう
人数が多いときはみんなで点数を競って遊んでみてはどうですか?
1 最初に点数を決めます。地方によって落ちているものが異なりますので、自分たちでオリジナルの点数表を作ってみて下さい。

例えば東紀州地域だったら・・・
ハリセンボン:10ポイント
ヒトデ:5ポイント
キノコ:3ポイント
ドングリ:2ポイント
ビーチグラス:1ポイント
2 コーミングの時間と、範囲を決めましょう。夢中になって、仲間からはぐれないようにしてくださいね。
3 時間内に拾ったものをみんなで見せ合います。点数表と照らし合わせて、合計の点数が一番高い人が勝ちです。

漂着物のルーツを探る
みんなでビーチコーミングに来たら、最後にちょっと作文してみましょう。
自分が拾ってきたものの中から一つ好きなものを選び、どうしてここに流れてきたのか、これまでの経緯を考えてそれぞれ発表してみましょう。例えば片方だけのサンダルだったら・・・
「3年前九州の男性がビーチでサンダルを履いていたが、子供が宝探しをしようとサンダルを砂浜に隠した。でも結局埋めた場所がわからなくなり、そのまま放置して帰った。そのサンダルが砂浜から海に流され、黒潮にのってここまでたどり着いた・・・」
など、自分で設定を考えて、楽しいストーリーをみんなに聞かせてあげて下さい。いろいろな話が飛び出してきてきっと面白いですよ。
ちょっと真面目に考えてみる
ビーチコーミングは遊びだけではなく、海に関する文化、自然、環境問題についても多く知ることができます。
異国の文化、潮の流れ、ゴミ問題など、モノを拾って観察する中で多くの事を学ぶ事ができます。
お子さんと一緒に図鑑をもって、海岸へ出掛けてみてはいかがでしょうか。

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