波田須石畳まで |
高台にある新鹿駅から民家の間を抜けて国道311号に合流し、南(右)へ進みます。新鹿海岸を左手に眺めながら歩いていくと、右手に波田須への案内標識が立っています。これに従って民家の間に続く上り坂を進み新鹿中学校の横を通っていきます。この辺り、振り向くと新鹿海岸がきれいに見えます。
間もなく竹やぶを抜ける細い道に入り、祠を過ぎると国道311号線に合流。国道沿いに緩やかな上り坂を歩いていくと、間もなく「波田須町」の標識がある波田須トンネル手前。ここの左手の土手に登り口があります。
登り口からほんの少しの石畳道を踏んで、民家の横へ出ます。西行松の跡の標識を越えて民家の間を歩いていくと、「波田須の石畳道」として有名な石畳が現れます。
大きな敷石のものは鎌倉時代のものと言われています。波田須神社までの短い距離ですが、見応えのある石畳道です。
波田須神社まではたいした上りもなく、緩やかなアップダウン、新鹿から45分もあれば着くでしょう。 |
波田須駅まで |
波田須神社を過ぎて、ここから階段を下りて国道311号線に出ます。
国道の向かい側に「徐福の宮」へ下りていく細い道があり、その横には小さな小屋の「徐福茶屋」があります。この茶屋のテラスからは展望が抜群なので、寄っていくと良いでしょう。
標識に沿って急な斜面に続くコンクリートの道を下って行くと、徐福の宮の標識が出てきて、左手に徐福の宮のある矢賀という小さな集落。コンクリート道からオオクスが見えていて、標識に沿って民家の間を少し歩いていけば、徐福の宮に到着。
来た道を戻って、コンクリート道を引き続き進んでいくと、波田須駅の案内標識が出てきます。波田須駅へはここから10分ほど、コンクリート道を歩いていくと小さな集落に出ます。波田須駅のすぐそばには、シンセサイザー奏者の矢吹紫帆さんのホール天女座もここからすぐ。海の見える素敵なカフェもあるので、時間があれば立ち寄ってみるのも良いでしょう。
右手に岩壁のある三叉路で、左へ下っていくと波田須駅、そのまま道なりに右手へ進むと大吹峠の登り口へ。案内標識がついています。 |
大吹峠登り口まで |
大吹峠登り口の標識に従って、細いコンクリート道が続きます。間もなく小さな沢が出てきて、そのすぐ近くには弘法大師にゆかりのある御足跡水。ここには、短い距離ですがきれいな石畳を見ることができます。おたけ茶屋跡を抜けて、古い石の道標や、悲しい伝説のある文字岩などの残る小さな集落を抜けます。右手の土手に付いているコンクリート道を上って、そのまま上り斜面の山道を抜けると、国道311号線に合流。南(左)へ進んで緩やかな上り坂を歩いていくと間もなく案内標識があり、そこが大吹峠の登り口になっています。(波田須駅から15分ほど) |
大泊まで |
登り口から峠頂上までは20分ほどで、大した上りもありません。登り口からすぐに竹林が現れ、きれいな石畳道が続いています。竹林の中の石畳は独特の雰囲気。ニョキニョキと石畳の横に立っている電柱にげんなりしながら、石畳道を歩いていくと、茶屋があったという峠頂上へあっという間に着きます。
峠からの降り口には、竹林が広がっていて、ひっそりとしたきれいな道です。竹林は間もなく終わり、緩やかな下り道が人工林の傍を通っています。
緩やかな下りを40分ほど歩いていくと、お地蔵様、案内標識を経て、大泊の石切場が見えてきてアスファルトの道に出ます。左に進むと間もなく国道311号線。
国道を右に進んでいくと、すぐに目の前に海が広がり、間もなく大泊海水浴場が見えてきます。
国道をそのまま歩いて、最初に出てくる三叉路を右へ入ると、すぐにJR大泊駅。アスファルト道に出てから5分ほどです。
松本峠の登り口は、大泊海水浴場をはさんで反対側。国道311号をそのまま歩いて、国道42号に合流します。10分ほど歩くことになります。 |
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