本宮道5を抜けると、林道大河内線に出ます。ちらほらと家も立っていますが、やはり空き家になって崩れかけている家がありました。トタンの屋根がすでに破れている空き家のすぐ脇には、大きくなったクサギの花が満開。人がいなくなり、植物が茂って、徐々に山へと戻っていくのでしょう。 |
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林道といっても、舗装されたアスファルト道が続きます。周囲は自然林と人工林が混じっており、時々、路上にクリの毬が散らばっていたりします。8月も下旬、山の中は確実に秋へと移りつつあるようです。 |
 |
途中にある養豚場。夏場なので、強烈な臭いが辺り一帯に漂っています。ブヒブヒという豚の鳴き声を聞きながら、足早に通過します。 |
 |
林道沿いの斜面はむき出しの山肌。場所によってはがらがらと崩れています。民家までかなり距離があったと思いますが、ここにも沢水を引いている黒パイプがずーっと通っていました。 |
 |
この林道沿いにも、やはり苔がたくさん生えています。毎日のように降っていた雨がゆっくりと流れてきたのでしょうか、苔を伝ってぽたぽたと流れていました。
ここでもまた、水をたっぷり含んだ苔の色に癒されました。 |
 |