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道沿いには、北山川、熊野川へとつながる矢倉川が流れています。雨が多いせいか水量も多く、道から覗き込んでみると、魚の泳いでいる様子がよく見えます。 |
きれいな水と周囲に茂る木々、すいすい泳ぎ回っている魚を見ていると、じりじり焼かれるようなアスファルト道から飛び込みたくなります。 |
国道311号沿いには、古いお地蔵さまや不動明王もあります。でも、歩いている人はほとんどいなくて、車やオートバイがスピードを出して通り過ぎていくだけ。見ていく人がいないためか、お地蔵さまの由来を説明するものも建てられていないのが残念です。 |
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国道を2キロ弱歩いて、ようやく次の登り口がある林道の入り口へ。一気に上り坂になっていて、崖の上の茂みからはクズが垂れ下がっていました。木陰でちょっと一休み。 |
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山道にはキノコがたくさん生えていましたが、林道や国道沿いには夏の花がいくつか見られました。
こちらは、お盆前後の時期におなじみのタカサゴユリ。高速道路や国道沿いの斜面では、一面を覆うように咲いている所もありますね。 |
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道沿いのちょっとした茂みや木々に絡んで白い群落を作っているセンニンソウ。 |
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私にとっては初見だったイワタバコ。園芸種のような鮮やかな紫色をしていて、この日の花で一番印象に残っています。熊野古道をいろいろ歩いて10年以上になりましたが、まだまだ見たことのない花があるものですね。 |
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