三瀬の渡し跡を目指して、緩やかな下り坂が続きます。前方には、三瀬坂峠(画像右寄りの山の左側)と高速道路が見えてきました。 |
渡し跡への途中、田んぼ脇にある湧き水。昔から涸れることがなかったという湧き水は、猛暑の中でも大丈夫な様子。それほど冷たくはありませんでしたが、きれいな水の中でイモリが何匹か動いていました。 |
三瀬の渡し跡へ到着。頭上には、やはり高速道路が通っていて、日本一の清流、宮川とのミスマッチが何とも言えません。
高速道路に違和感を覚えながら、またまた高架でできた日陰で一休み。宮川の流れは緩やかで、聞こえてくるのはセミの声と、高速道路を車が通ったときのゴトゴトという音。 |
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高速道路の入らない宮川の景色。左側にコンクリートの護岸がありますが、かつての巡礼者が見た景色はこんな感じだったのでしょうか。しかし、上流にダムが作られたので、宮川の流れも昔とは違っているのかもしれませんね。 |
三瀬の渡し跡から、また旧街道へ戻って三瀬谷を目指します。三瀬の渡しがあればすぐに向こう岸ですが、ぐるりと迂回しなくてはなりません。
下三瀬にある清滝。うーん、飛び込んでみたい! |
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北畠氏の史跡が残る旧街道は、近畿自然歩道にもなっており、史跡のほかにも、風情のある家屋も残っています。
相変わらずの強い日差しを受けて歩いていると、足が動かなくなってきて、脛(すね)の筋肉がピクピクと痙攣しているような感じに。これはいよいよ熱中症になりかけているようなので、民家前の日陰に座って、スポーツドリンク500mlを一気飲み。ストレッチをして15分ほど休むと、足も何とか元に戻ってきたので、ぼちぼちと歩き始めました。 |