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 猛暑の栃原〜滝原 その2 2013年8月
宮川高校跡
 国道42号に合流する手前、3月いっぱいで閉校となった宮川高校の校舎があります。
 横断幕と、敷地内のアスファルトを突き破って背を伸ばしている雑草が、何とも寂しげに映ります。
スギの花
 国道42号を横断して、民家の並ぶ佐原の旧道へ。
 小佐原橋を渡っていると、谷沿いに生えるスギの木が目に入りました。
 淡い黄緑色の丸いものは、雌花のつぼみらしいです。花粉症のある私にとっては憎いスギですが、なかなかきれいですね。
太陽光発電所
 足の調子をみながら、ぼちぼちと旧道を歩いていくと、何やら見慣れない人工物が並んでいて、シュィーンと静かな音をたてています。
 どうやら太陽光パネルが並んでいるらしく、ちょっとした発電所のようです。
 夏の強い日差しで、たくさん発電していることでしょう。
 紀北町海山区の旧ドライブイン跡地にも、いつの間にかソーラーパネルが敷き詰められていました。空き地があるのは寂しいことですが、こういった形で有効利用されるのは良いですね。
三瀬谷駅
 ゆっくりした足取りで三瀬谷駅へ到着。
 足の筋肉も嫌がっているし、今日はここまでにしようと思いながら、駅のベンチでコンビニおにぎりを食べていると、正午の放送が聞こえてきました。
 そして、昼食を食べたら、何となく元気が出てきました。
 地図を見ると、三瀬坂峠を越えて滝原まで3時間くらいです。立ち上がって足を動かしてみると、大丈夫そうです。せっかく歩きに来たのだから、きちんとした峠の一つくらい越えたいし、がんばって歩くことにしました。

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