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レポート日記
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 猛暑の栃原〜滝原 その1 2013年8月
サワガニ
 殿様井戸を過ぎて、水のない谷川を渡り、スギと竹のやや荒れた林の中を進みます。
 足元では、カエルが跳んだり、蝉が飛んだり、サワガニが歩いたりと、なかなか賑やか。付きまとってくる蚊も賑やかですが。。。
行き倒れの墓
 道端には、行き倒れの墓もありました。ごく小さな墓石で、「本空歸寂信士」という戒名が読み取れます。「本空」は「本宮」のことかな、良い戒名だなあと感心。(あくまで個人的な想像です。違っていたらすみません。)
柵に囲まれた畑
 山道から出て、農道らしき道に合流。茶畑を眺めながら歩いていくと、ネットに囲まれた畑がありました。イノシシ避けでしょうか?
 獣の領域の一部を人間が借りて畑を作らせてもらっているような感じです。持主は、そんな呑気なこと考えてないでしょうけど。
下楠の集落へ
 農道を歩いて、切通しのを抜けると、山間、宮川の流れに沿って広がる大台町、大紀町の素敵な景色が広がります。涼しい日陰で景色を見てひと息ついてから、下楠の集落へ入ります。
初盆の幟 
 下楠の集落を歩いていると、細い竹に結びつけられた幟のようなものを発見。
 お経の一部が書かれているようなので、これも初盆のお供えでしょう。
 地区によるのか、宗派・お寺によるのか、いろんな風習があるんですね。
下楠の集落
 下楠の集落を通る旧街道も、静かな道。立派な日本家屋もあって、庭木などを楽しみながら歩けます。
 しかし、日が高くなってきたので、日陰は少しだけ。アスファルトの照り返しもあって、じりじりと夏の陽に照らされて歩いていると、汗は滝のように流れ、だんだん疲れが・・・。
旧旅館阿波屋
 ややペースダウンしてぼちぼちと歩いていくと、「旧旅館阿波屋」の案内標識。
 もうしばらくすると崩れてくるような感じですが、標識にあるとおり、屋根瓦にいる七福神が、往時の賑わいを想像させてくれます。
阿波屋の屋根瓦

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