来た道を引き返すのは面白くないので、波田須側へ下ることに。途中でシダの新芽がたくさんあって、「シダ相撲」という遊びが流行っていました。ぐるぐる巻きの新芽同士を絡ませて引っ張り、ちぎれた方が負け。草相撲と同じ要領ですね。
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シダ相撲をしたり、意味なく新芽の花束を作ってみたり、シダと戯れながら元気に歩いて、大観猪垣道との分岐点に到着。ここから波田須まで、一気に下ります。 |
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明るい日差しが差し込む人工林の中、ウグイスなど野鳥の声を聞きながらどんどん歩きます。
下り道で子どもたちも足が自然と動くのか、かなりのハイペース。時々、滑って尻もちをついたりしますが、すっと立ち上がってまた歩きだします。4歳半ともなると、こんなに歩けるんだなと改めて感心しながら、親3人は子どもたちの後をついていきました。 |
途中の急斜面では、ロープが付いていてけっこうスリリング。子どもにとってははしゃいでいる余裕はないらしく、真剣にロープを掴んでそーっと歩いていました。「膝がちょっと笑ってきたなあ」と大人も言っているうちに、波田須に到着。
降りてきた途端に、高速道路の工事車両がががががーっと道路を走って行ったのには、興ざめしましたが。 |