大泊まで汽車で戻るため、波田須駅を目指して歩きます。道沿いに咲いているオンツツジの色は、ドライブしながらでも楽しめる鮮やかさです。 |
 |
波田須の集落は、田植えシーズン。すでに植えられた田んぼ、水を張って植える準備が整った田んぼ、ゴム長靴にTシャツ姿の人たち、道端に置かれた田植え機、どこかから聞こえてくる蛙の鳴き声。この時期にしか見られない風景です。
斜面に続く不揃いな形の田んぼでのコメ作りにかかる労力は、どれほどのものなんでしょう。田植えされずに草原になっている田んぼもたくさんありました。 |
道に迷いながら波田須の集落内の急坂を下って、波田須駅に到着。
時間に余裕があったので、無人のホームに陣取ってお昼ごはん。すごい勢いでおにぎりにかぶり付いていました。少し前まで少食だった男の子達も、大きなおにぎりを平らげていました。うちの娘は、朝から母親の手伝いをして自分で握ったおにぎりを、むしゃむしゃ・・・いくつ食べたのやら。 |
食べ終わった後、ホームにのんびり座っていたのはほんの束の間。貸切のホームでかけっこをしたり、追いかけっこをしたり。楽しい食後のひと時でした。
汽車が来る時もホームで遊んでいたので運転士がかなり危ないと思ったらしく、警笛を鳴らしっぱなしで汽車がホームに入ってきました。
2時間半かけて歩いた帰りは、3分の乗車。大泊駅に到着して、帰路につきました。
爽やかな新緑の中、子どもたちの元気な様子を見ながら歩くのは実に楽しい時間でした。 |
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