峠の頂上近くになってさすがに疲れてきたのか、得意の「抱っこぉ」というセリフが出てきましたが、それでも頂上まで1人で歩ききりました。
頂上で楽しみにしていたポッキーみたいなお菓子を食べて、上機嫌です。
時間もなかったので、この日はただの峠越えで天狗倉山はパス。尾鷲側への下り道は、いつもどおりに抱っこなんだろうと覚悟していたのですが、手をつないで歩き始めました。尾鷲側はからりと乾いていて、けっこう歩きやすかったようです。
自然林の多い尾鷲側の峠道では、鳥の声もたくさん聞こえます。海山側と違って歩く人も多くないので、時々、驚くほど近くでメジロやウグイスが鳴いていました。ウグイスは、まだ上手に「ホーホケキョ」と鳴けないようでしたが。新芽が出はじめた茂みの明るい石畳道、抱っこしなくて済んだことも加わって、実に気持ちよく歩けました。 |