こちらは岩に書かれていた「抗議文」の消去後の様子。何が書いてあったのかは読めないようになっていますが、赤や黄のド派手な蛍光色で大きく書かれていただけあって、まだしっかり跡が残っています。中にはわからないくらいに消えているものもありましたが、巡礼供養碑の周囲は以前の様子を思い出してしまう程度。追加で書かれることがなければ、何年か経つうちに消えていくのでしょうか。木に書かれたものと違って、少し時間がかかるかもしれません。
汚い言葉を見なくて済むようになっただけマシかなと思いながら、巡礼供養碑のところで引き返すことにしました。「今日はこの落書きを見に来ただけだから、ここで帰ろう。」と娘に説明したら、「いったい誰が書いたのかなあ」との質問。説明できなかったので「さあ、誰かなあ・・・」と誤魔化して引き返しました。
三木里側には白ペンキの「抗議文」がしっかり残っていますし、今回見た矢浜側についても根本にある問題が解決されているわけではありません。それでも、歩く人にとって不快度はずいぶん軽減されたと思います。 |