分岐してからも、上り坂に石段が続いています。部分的にセメントで固めてある立派な石段で、普通の熊野古道の石畳道よりは歩きやすいのでしょうが、ずっと上っているのでかなり大変です。運動不足のツレアイは、分岐するあたりですでに息が上がってきて、「足が上がらない」とペースダウン。
道端には数字を書いた石柱が立っているのですが、当初は10丁で終わりだろうと頑張ってみると、実は目的地の阿弥陀寺までは23丁。10丁を過ぎてからは、いったいいつ着くんだろうと恨めしい気持ちで石柱を見ていました。
冷たい風が林の中を吹き抜けていましたが、日差しは強く、気温も上昇。上り坂を歩いていると汗がたくさん流れてきました。年度末になって仕事もバタバタしてきた時期、知らないうちにストレスも溜まっていたのでしょうか、汗をかいてひたすらに石段を登っていると、気分もスッキリしてきました。 |