天気がいい日だったので、散歩している地元の人たちとすれ違いました。娘がちょこちょこと歩いているのを見ると、「んまあ、かわいらしいん!」と笑顔で接してくれる人がほとんど。これまで娘を連れて歩いてきて、そういった場面が何度もありました。この日は、見ず知らずのおじいさんが、「小さい子を連れて大変やな、寒いからこれでも飲んで温まりな」と、わざわざ自動販売機でココアを買って渡してくれました。温かいココアでした。
考えてみれば、私たちは娘を連れているおかげで、地元の人たちの自然な笑顔やあいさつに接することができます。イベントなどで特別なおもてなしを受けるのとはちょっと違って、この地域の人たちの穏やかな心が見えてくる、そんな良い経験をさせてもらっています。
太陽が高くなって、ようやく日なたで温かさを感じるようになってきて、道端の草花を見る余裕も出てきました。日当たりのいい場所では、タンポポが堂々とした花を咲かせています。冬来たりなば、春遠からじ。 |