車で出発地点の紀宝町役場まで行く途中、弁当の買い物とウミガメの見物がてら、同町にある「道の駅 ウミガメ公園」へ立ち寄りました。
熊野市から続く七里御浜にはウミガメが毎年やってきて産卵するのですが、今年も何匹か上陸して産卵したようです。監視員が産卵を見つけると、卵を保護してきて、施設で孵化した赤ちゃんウミガメを海に戻しています。その一部がウミガメ公園で飼育されていて、小さな水槽でスイスイ泳いでいました。眺めていると飽きませんが、天気の良いうちに歩くため、早々に出発。
出発地点に到着して、さあがんばろう!と車を降りた途端に鼻を突く臭い。(すぐ近くに紀州製紙という企業の工場があるのです。)何だか出鼻をくじかれた感じで準備を進めます。
「午前中は晴れ」という予報ですが、時々夏の日差しが照りつけてくる程度で、何やら雲が多い天気。さっさと歩いた方が良さそうですし、何よりもアスファルトの不快な熱気と、すぐ横を走る車の排気ガスから逃れたくて、自然と歩くペースが早くなりました。 |