この日は登り口にあったハマユウ以外に、これといった花が咲いていませんでした。替わりと言うわけではありませんが、長引く梅雨空のおかげでキノコだらけ。今まで熊野古道を歩いた中で、一番多いかもしれません。少し雨が続くと森の景色もがらりと変わる、自然は面白いものです。江戸道沿いのひのきの人工林よりも、明治道の自然林の方が、種類も数も多かったような気がします。

いろんなキノコが10種類以上はあったと思いますが、知っていたのは美味だと言われるホウキダケくらい。他は見るからに食べられなさそうなものがニョキニョキと生えていました。
(追記:ホウキタケは食べられますが、よく似たキノコで毒のあるものもあります。上記の画像も、食用のホウキタケではないかもしれません。) |