のんびりダラダラの下り坂が続く明治道も、発電所へ通じる太いパイプを越えて間もなく終了。いつの間にか青空が広がり、周囲にはミンミンゼミの声が響いていました。空気もいくらかカラッとした夏の暑さ。抱っこしていた娘の服は汗でべったり、私のシャツも、胸から腹にかけて絞れるくらいにベタベタになっていました。もう少し早く晴れてきてくれれば、峠頂上からの展望もずいぶん違ったものになっていたでしょうが、曇っていた分、涼しく歩けたから良しとしましょう。
ひと息つきながら、夏の日差しですっかり暑くなった車内の空気を入れ替えて、帰路につきました。 |