帰り道は明治道を通ります。歩いている途中で天気が急に回復してきて、よく茂った自然林の中にも、強い夏の日差しが差し込んできました。
明治時代に拓かれた道、大八車などにも対応しているため道幅はかなり広く、緩やかな傾斜のところを通してあります。行きの江戸道とは対照的に、のんびりダラダラときれいな道を下っていきました。
常緑樹の多い自然林ですが、落ち葉がたくさん積もった道は、踏みしめると柔らかな感覚が足に伝わってきます。熊野古道=石畳道というイメージがありますが、熊野の自然が作り出す落ち葉の道も良いものです。 |