熊野古道
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 梅雨の花咲く馬越峠 2007年6月
発掘された石畳道
(発掘された石畳道)
 
 路線バスで尾鷲から登り口のある鷲毛バス停へ向かい、いつもなら登り口からすぐに馬越峠を歩き始めるところですが、この日は、まだ歩いたことのなかった「発掘石畳」へ寄り道することに。
 この発掘石畳道は、銚子川を渡ってから馬越峠へと至る峠道の一部で、現在、多くの人が歩いている馬越峠道よりも古いものと言われています。国道42号などの道路がつくられるに従って、馬越峠道も利用されなくなっていきましたが、熊野古道ブームとそれに続く世界遺産登録で再び人が歩くようになりました。しかし「発掘石畳」の部分は、JRの線路や国道42号で分断されたため、人が訪れることもなくそのまま埋もれていました。世界遺産登録で盛り上がっていた平成16年、地元の人たちによって掘り起こされたのが200mほどの、この石畳道なのです。伊勢路随一と言われる美しい石畳道と同じような道が続いています。
 本来ならその役目を終えたはずの道が、ちょっとした契機で再び陽の目を見る、熊野古道にはそんな道がたくさんあります。

馬越峠の登り口 鷲下旅籠跡も含めてぐるりと周回できるようでしたが、今にも降りだしそうな天気のこともあって、発掘石畳を歩いてまっすぐ馬越峠の登り口へ。(右画像は現在の登り口。発掘石畳は画像右前方にあります。)

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