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 楊枝薬師をめざして その3 2014年8月
山の中の小さな墓地
 集落にはまとまった墓地もありましたが、道端の山の中にひっそりと墓地があったりします。
 県道からふと山の斜面を見上げたところに数基だけの墓地がありました。ここは、まだお世話する人が集落に住んでいるらしくきれいな状態でしたが、墓石が倒れていたり、草が生い茂っている墓地もありました。
 集落の人が減っていくと、墓地も山に戻っていくようです。
 県道には日陰がほとんどありません。午後1時を回って、気温も一番高くなってくる時間帯、夏の太陽が上から照り付け、アスファルトからは照り返し。足も疲れて動きが悪くなってきますが、止まっていても着かないので頑張って前を向いて歩きます。
県道780号線
 日差しを浴びながら歩く県道沿いで見られた花をご紹介します。
 墓地に咲いていた満開のサルスベリ。夏の太陽の光にも負けないピンク色です。
サルスベリ
 この日が初見だったカエデドコロ。ヤマノイモだと思って撮ったのですが、帰ってきてネットで調べてみると、ヤマノイモの仲間(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)のカエデドコロの雄花のようです。黄色い小さな花の連なる花序がかわいらしいですね。
カエデドコロ
 こちらは民家のガレージ屋根に栽培されていたアケビの実。まだ緑色で硬そうですが、大量になっていました。もうしばらくすると、サルたちのご馳走になるのでしょうか。
アケビの実

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