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(八鬼山越えのお散歩)
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登り口近くの駐車スペースに自転車を置いて、登り口から歩き始めました。
この日の目的は、7月に消去作業が行われたらしい「抗議文」(※個人的には落書きにしか見えませんが、書いた人が抗議文だと主張しているようなのでこういう表現にします。)の様子を見ること。歩く人をこれ以上ないくらい不快にさせる、あのド派手な「抗議文」がどんな風に無くなったのか、見てみたかったのです。(2005年11月のレポートに「抗議文」の画像が載っています。)
娘を連れて「西国第一の難所」と呼ばれた八鬼山を越えたことはありませんが、「抗議文」は登り口にほど近い巡礼供養碑の辺りから始まっているので、そのさわりの箇所を見るだけの予定。登り口から続く平坦な石畳道と土道を歩いていくぶんには、お散歩気分です。夏草が生い茂る時期ですが、地元の方が草刈をしてくれたようで、道幅も広く快適に歩けました。
娘の足取りを見ながら適宜おやつを与えて、頑張って歩くように促します。この日は目的地もすぐ近くなのでそれほど急がせることもなく、いつもよりは優しく頑張らせました。 |

道端には、夏の花がちらほら。
茂みの中で白い花を咲かせているのはクサギ。見た目も名前もあまりよろしくない低木ですが、花からは甘くてとても良い香が漂っています。 |
足元で小さな花を咲かせているのはヤブラン。園芸品種のヤブランは、花茎にたくさんの花をつけて美しいのですが、古道沿いでよく見られるのはこういう目立たない、一輪か二輪ほどの花をつけてひっそりと咲くタイプです。一緒に写っているのは娘の靴(15センチ)の先端部。 |
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